本学部の目的

目的

　　「国境を越えて国際的な広い視野を持ちながらも、地域が発展する自治活動にも積極的に関わり合える人材を育成すること」が学部の設置目的です。国際化やグローバル化が日常用語になっている現代社会において世界情勢に目を転じると、私たちの眼前には、国家の果たす役割がますます強調されているようなニュースが溢れています。一方で、私たちの生活する地域社会でも国際化とグローバル化の波が押し寄せています。外国製品ばかりでなく外国人と接する機会も普通になりました。世界で進むグローバル化が地域社会でも同様に進んでいるわけです。地域について学ぶことが世界についての学びにつながっているのです。意外かもしれませんが、これが現実なのです。こうした現実社会に柔軟に対応できる人材を、地域社会の特徴を踏まえた教学内容で育成します。地域社会の協力を得て地域社会の課題解決方法を学びます。自ら進んで海外経験ができるよう、海外留学プログラムも備えています。学生という人間が主役になり、一人一人の個性を活かして4年間の学生生活を過ごしたあかつきには、「社会人基礎力を持ち」、「国際性と地域性を兼備した人材」となるのが目標です。
 

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http://www.suzuka-iu.ac.jp/s...

3つの方針

●ディプロマポリシー

　国際人間科学部は以下の能力を身につけ、卒業要件124単位を修得した学生に対し、卒業を認定し学位を授与します。
 
土台となる力（社会人基礎力）
　１．学園の建学の精神である「誠実で信頼される人に」を実践するために、
　　　社会人として必要な基礎的な力を身につけている。
 読み解く力（探求力・思考力・問題発見力・意欲・計画力・関心・判断力）
　１．国際社会の現状を読み解くことができる。（探求力・思考力・問題発見力）
　２．広い視野をもって行動することができる。（意欲・計画力）
　３．社会の変化に柔軟に適応することができる。（関心・判断力）
 つながる力（活用能力・コミュニケーション力・規律性）
　１．学んだ成果を地域社会に還元することができる。（活用能力）
　２．社会的責任と役割について自覚し、他者と協働することができる。
　　　（コミュニケーション力・規律性）

●カリキュラムポリシー

　カリキュラムの編成方針を以下のように定めます。

1．コミュニケーション能力の養成
　多文化社会で活躍する社会人に求められるコミュニケーション能力を養成する外国語科目、日本語科目、コミュニケーションスキルアップ科目、異文化理解科目を配置する。
２.．国際社会と地域社会を知る基礎的知識の修得
　グローバル化する地域社会で活躍する力を身につけ、グローバルな視野を備えつつ地域社会に貢献できる人材を養成すべく、国際社会と地域社会の基礎的知識を修得させ、異文化理解と自文化理解を涵養する。
３．キャリアに繋がる専門的知識の修得　
　将来の進路、職業を問わず社会人として求められるキャリア形成の知識・教養・スキルの修得と並行して、いずれかの系・領域に所属し各領域の知見を深めさせるとともに、隣接領域も広く学ぶことで、広い視野と柔軟な思考力、深い素養、変化への即応力を体系的に育む。
4．知識と実践を結びつける学外教育の重視
　学生が、国内外の様々な場面で実習、実技、研修、インターンシップを重ねる機会を豊富に確保し、座学で学ぶ知識と現場での体験を結びつけて実践的な能力を養成する。

●アドミッションポリシー

　私たち鈴鹿大学は、次のような人を迎えたい、育てたいと考えています。このような私たちの考えに賛同する人を求めています。
 

1. （徳性）誠実で信頼される人
2. （国際性）世界に関心があり、世界への視野を広め、世界への理解を深めたい人
3. （地域性）大学で学んだ成果を地域に発信・還元し、地域に貢献したいと考える人
4. （感性・即応性・主体性）変化する現代を的確に読み解く感性を磨き、それに素早く対応できる知性とスキルをマスターしつつも、変化を超えた教養を身につけ、変化に振り回されぬ主体性を保って行動できる人