外国人留学生受入

外国人留学生受入？

●取り組みの内容

　本学では、外国人留学生の受入や日本語教育・日本文化理解促進プログラムなどの実施を通して、国際感覚に優れた学生の養成を図っています。年間約200名の外国人留学生を受け入れ、日本語や日本文化を学びたい留学生のため、2007年度より「日本語プログラム」を開始しました。すべての授業は日本語で行われ、日本語の文法や聞き取り、会話、漢字と語彙などを勉強します。日本語国際教育支援協会の日本語能力試験レベルN1、N2の取得を目標としています。また、外国人留学生と日本人学生の交流を活動目的とした学生団体RIEA(立正大学学生国際交流会)の活動援助を行ったり、日本の文化・伝統を理科してもらうためのバスハイクを実施したりするなど、外国人留学生受入の様々なプログラムによって、国際交流の機会を提供しています。

留学支援

海外留学、スタディ・アブロード？

●取り組みの内容

　本学では、TOEFLや面接などで一定の基準をクリアした学生に奨学金制度を適用し、海外での学びの機会を提供しています。「交換留学」では、協定大学へ約1年間留学し国際社会で活躍できる能力を養います。留学先の授業料は全額免除で、留学費用の一部として30万円を給付します。「語学留学」では約半年間、協定大学などのランゲージコースで学び、その国の文化を体験します。留学先の授業料の一部として40万円を給付します。夏期・春期休暇を利用して語学を学び、異文化にふれる「語学研修」では、研修参加費用の一部として、5〜12万円の奨学金を給付します。「海外個人研修」(2〜6週間)は、様々な研究テーマをもとに各種調査に携わる「個人企画型」、本学指定の海外ボランティアに参加する「プログラム参加型」に分かれ、研修参加費用の一部として10〜20万円を給付しています。

連携活動

地域連携？

●取り組みの内容

●品川区との連携を中心に、様々なプロジェクトを推進中
　文学部社会学科では、「地域連携支援室」が発信基地となって、品川区と協定を結び様々な地域活動を推進しています。例えば、「勝島運河の土手に花畑をつくろう」を合言葉に、2002年に立ち上げられた「花海道プロジェクト」に地域連携支援室が参加、学生がコスモスの花の種を植える作業を行っています。2011年には、小学校の放課後等児童健全育成事業である「すまいるスクール」について、品川区と協定書に調印。学生が「すまいるスクール」の運営スタッフとなり、大学で学んだ知識や理論を児童育成の現場で継続的に実践しています。その他、品川区商店街連合会および単位商店会、振興組合などでの活動にも参加しました。
　また、小宮信夫教授(犯罪社会学専攻)が、犯罪が起きやすい場所の特徴に着目して作成した「地域安全マップ」をもとに、様々な場所で「地域安全マップ講習会」を開催しています。2014年7月には、本学石橋湛山記念講堂にて東京都地域安全マップ研修会が開催され、小宮教授による講義が行われました。

生涯教育

生涯学習？

●取り組みの内容

●品川区との共催で週1回・5週間にわたって行われる「公開講座」
　文学部では、毎年秋に品川区との共催で公開講座を行っています。文学部には哲学科・史学科・社会学科・文学科(日本語日本文学専攻コース・英米文学専攻コース)があり、様々な専門領域に精通した教員が、学生の指導に当たるとともに研究活動に熱心に取り組んでいます。その成果の一端を地域の方々に還元することを目的に、多様な領域から検討可能な統一テーマを設定し、週1回・5週間にわたり連続講座を行っています。幸いにも好評で、例年多くの方が受講されています。また、このプログラムは学生が参加することも可能で、ふだんの教室とは異なる幅広い年齢層の方とともに学んでいます。
　近年、企画されたテーマには、以下のようなものがあります。
・2016年度　「シェイクスピアを視る」
　受講者数　のべ1,270名
・2015年度　「琉球を魅せる−琉球の文化・歴史・文学−」
　受講者数　のべ1,891名
・2014年度　「江戸の娯楽(アミューズメント)　―暮らしの中の文化を学ぶ―」
　受講者数　のべ1,758名

研究活動

多様な研究内容？

●取り組みの内容

●「人文科学研究所」および「立正大学文学部学術叢書」
　本研究所は1960年に設立されて以来、文学部教員の研究を促進し切磋琢磨する場として発展。具体的には、4学科2専攻という多様な専門領域の研究者によって構成される文学部のメリットを活かし、学科・専攻を跨がる複数の教員が共同で一つのテーマのもとに学際的・総合的な研究を行うものです。その成果は、人文研の機関誌『立正大学人文科学研究所年報』と『同、別冊』として公刊されています。人文研の研究発表会と共同研究活動への参加、機関誌への論文投稿は、大学院博士後期課程在籍者および研究指導修了者も可能となっており、門戸は広く開放されています。
　また、2014年度に創設90周年を記念するとともに、広く学術の振興を目指して「立正大学文学部学術叢書」の刊行を開始しました。これまで史学科の岩本篤志氏の『唐代の医薬書と敦煌文書』、社会学科の浅岡隆裕氏の『インターネット普及期以降の地域情報化とコミュニーション変容』が刊行されました。今後も継続して刊行していくことで、文学部専任教員の優れた業績を社会に喧伝し、立正大学文学部の名を高めていきたいと考えています。

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『外国人留学生受入』とは？
国際交流の活性化や教育の活性化を図ることを目的として、制度的に海外からの留学生を日本の大学・短期大学等に受け入れる取り組み。

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『海外留学、スタディ・アブロード』とは？
日本の学生が海外の学校で学ぶときに、短期間のプログラムから１学期や１年間以上の長期プログラムの留学制度を設定するなどして、大学等として留学を支援する取り組み。

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『地域連携』とは？
大学や短期大学が地域社会のニーズに応え、地域と積極的に関わることで、地域の活性化などに貢献し、地域の各市町村などと連携する取り組み。

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『生涯学習』とは？
人が生涯にわたり学びや学習の活動を続けていく生涯学習について、大学や短期大学が学びの場や機会を提供するなどの取り組み。

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『多様な研究内容』とは？
大学の重要な目的である学生への教育と研究活動のうち、大学が行っている様々な研究活動についての取り組み。