必修科目（特別研究、演習、およびコロキウム）の履修により研究指導教員、および関連教員の指導を受け、また選択科目（6単位以上）を履修することにより、生命科学に関する高度かつ幅広い専門知識と研究方法を修得することを課します。上記科目の単位認定を受けるとともに、生命科学に関わる研究課題に基づいた修士論文を作成し、以下の審査に合格することを修士学位授与の条件とします。修士論文が新たな知見を含み、十分な専門性と学術的な意義を有すること、および公聴会における口頭試問に合格したものに学位を授与します。

生命科学分野における専門知識の基礎から応用的なレベルまでを広く理解し、その研究方法を修得します。演習、コロキウムおよび選択科目では、分子から細胞、個体、集団レベルにわたる生命科学の幅広い学問領域を対象として、学士課程教育で得られた知識および技術をより発展させます。さらに、上記の科目およびティーチング・アシスタント制度などを活用して語学、プレゼンテーション、コミュニケーションなどの力を高めます。特別研究では、先端的研究に主体的に携わり、研究指導教員との議論を通じて問題発見・解決能力を磨きます。これらのカリキュラムを通じて、専門職業人または研究者として社会貢献ができる学識および能力を身につけます。