ディプロマポリシー

　工学研究科では、次の能力を備え、本課程修了に必要な10単位以上を修得し、かつ博士学位論文等の最終審査に合格した者に博士後期課程の修了を認定し、学位を授与しています。
1．研究者として自立し、工学の専門分野における高度な研究開発能力を意欲的に活用できる。
2．大学（大学院を含む）の教育課程において専門教育を担う能力を身につけ、学術的な見地から社会の様々な課題を解決できる。
3．専門研究分野だけでなく、幅広く人々との協調・協力により、国際社会や地域社会の発展に貢献できる。
 

カリキュラムポリシー

工学研究科では、前期課程を構成する5研究分野を統合した産業技術デザイン分野を設置し、高度な専門知識及び高度な研究開発能力を養成するため、次に挙げる方針に基づき、体系的なカリキュラムを編成しています。
1．段階的に知識及び能力を養成するため、1年次及び2年次に各研究指導教員が担当する「特別演習」を配当する。
2．3年次に研究成果をまとめて博士学位論文を作成するための「特別研究」を配当する。
3．昼夜開講制をとり、社会人に配慮した教育研究指導を行いながら、身につけた成果を国際社会や地域社会に還元できる人材を育成する。

学びの支援

TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの内容

大学院生の教育トレーニングの機会提供を図るため、学部の専門科目における実験・実習などの教育補助業務と、学部学生に対する指導助言を行う業務に従事するティーチング・アシスタント（ＴＡ）を配置しています。

特色ある教育施設・設備の整備？

●取り組みの内容

総合機器センター
　総合機器センターは、共同利用施設として、最新の大型機器の導入をはかり、現在50台を超える分析・計測装置を保有しています。学部の実験・実習、卒業研究、博士前後期課程の研究、企業との共同研究等に利用されているほか、学外からの利用にも対応しています。

学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

工学研究科では、大学院入学者の対応、幅広い基礎学力や専門知識の修得、これに連動する優れた研究の成就など大学院生活および研究・教育に係る組織的な取り組みや提言の一つとして、「大学院生への授業アンケート」を実施しています。

●取り組みの目標

工学研究科では、「柔軟な横断的分野教育の確立」の教育目標に対して、教育改善として、
１．大学院授業内容・授業方法の改善・充実
２．工学研究科をはじめ大学全体の組織としての教育力向上
などの視点より、大学院生への授業アンケートを活用しています。

●取り組みについての検証と評価

とくに、「大学院生への授業アンケート」の自由記述欄は、ホームページおよびFD活動報告書で公表しています。公表によって、協力した学生に対して、結果をフィードバックすることで、学生への満足度の高揚を目的としています。また、教員に対しては、記載内容を参考として、「教員による授業改善報告」を通じて、今度の授業内容・方法の改善に役立てています。

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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
用語辞典を開いて詳しく調べる

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『特色ある教育施設・設備の整備』とは？
特別な校舎や教室、実習室などの教育施設や教室等にある機器などの設備を整備し活用することで、教育内容やプログラムの充実などに活かす取り組み。

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『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。