ディプロマポリシー

博士後期課程は、所定の単位を修得し、次の能力を備えかつ独創性を含む内容の博士学位論文等の最終審査に合格した者に博士後期課程の修了を認定し、学位を授与する。
１．経済学領域の経済学分野において、経済理論と応用経済学などを中心に最先端の知識を
　　身につけ、研究者あるいは専門的職業人として実践的に応用できる者に、博士(経済学)
　　を授与する。
２．現代ビジネス領域のビジネス・会計分野において、マ—ケティング論と財務会計などを
　　中心に最先端の知識を身につけ、研究者あるいは専門的職業人として実践的に応用でき
　　る者に、博士(商学)を授与する。
３．現代ビジネス領域のマネジメント分野において、経営理論と国際経営システムなどを
　　中心に最先端の知識を身につけ、研究者あるいは専門的職業人として実践的に応用で
　　きる者に、博士(経営学)を授与する。

カリキュラムポリシー

博士後期課程は、学位授与方針で示す能力を大学院生が身につけることができるよう、次に挙げる方針に基づき、研究者として自立し、高度な水準で研究成果を上げるための体系的なカリキュラムを編成する。
１．経済学領域の経済分野では、経済理論と応用経済学を中心に最先端の知識とその実践的
　　応用能力を身につけることができるカリキュラムを設置している。
２．現代ビジネス領域のビジネス・会計分野では、マ—ケティング論、流通情報論及び財務
　　会計など、現代ビジネス領域のマネジメント分野では、経営理論、国際経営システム及
　　び計量経営学などを中心に最先端の知識とその実践的応用能力を身につけることができ
　　るカリキュラムを設置している。
　

カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

博士前期課程の教育体系に従い、博士後期課程においては博士論文作成の教育課程となっています。そのことに加えて、取得を目指す博士の学位と異なる修士の学位を有する院生は、所定の単位以外、取得する学位と同じ分野の基幹科目2単位を修得することによって教育効果を高めています。

●取り組みの目標

博士前期課程と同様、博士後期課程においても教育課程の体系化の確認のため、毎年１０月後半から11月前半にかけて研究発表会を開催しています。

●取り組みについての検証と評価

取り組みについての検証は、予備審査委員会、公聴会、本審査委員会で博士学位論文の審査でおこない、評価は本審査委員会で「合」となった対象者についての教育課程の単位修得確認で行っています。

●取り組みを通した学生の成績評価

本研究科では「取り組みについての検証と評価」が学生の成績評価です。

教育方法

課題解決型学習（PBL）？

●取り組みの内容

本研究科の授業は授業内容によってPBLでなされています。

●取り組みの目標

各分野の研究に独創性があり、社会的・技術的・学術的な有用性があり、内容に信頼性があること、論理的整合性あるいは検証方法に妥当性があるなどを身につけることです。

●取り組みについての検証と評価

研究報告会でチェックし、博士学位論文の予備審査委員会、公聴会、本審査委員会で検証、研究科教授会で評価しています。

少人数教育？

●取り組みの内容

本研究科は、すべての授業が少人数教育で行われています。

学びの支援

TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの内容

大学院生の教育トレーニングの機会提供を図るため、学部の専門科目における実験・実習などの教育補助業務と、学部学生に対する指導助言を行う業務に従事するティーチング・アシスタント（ＴＡ）を配置しています。

学生アンケートの活用？

●取り組みの内容

本研究科では、実施された学生アンケート結果を担当教員に配布し、それに基づいて授業改善を行っています。

●取り組みの目標

学生からの研究科に対する要望等を知り、対応策を図ることを目標としています。

インターンシップ？

●取り組みの内容

本学のキャリア支援センター及び九州インターンシップ推進協議会が主催する夏季または春季のインターシップに積極的に参加するよう促しています。

学修についての評価

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

本研究科の成績評価は各教員が各授業科目のシラバスに成績評価基準を記載して院生に提示し、それに基づいて厳格に評価しています。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『課題解決型学習（PBL）』とは？
プロジェクト活動を通じ、学生が自主的・自律的に課題を発見・解決する過程において、それまでに得た知識を実践的に活用することや、より学びを深くすることなどを目的とした学習方法。
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『少人数教育』とは？
学習効果を高めるために、１人の教員が教える学生の数を少なくして授業を行う学習方法。

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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
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『学生アンケートの活用』とは？
新入生や在学している学生に対し、大学の授業やカリキュラム、学修状況などについてアンケートを行い、その結果を分析・活用して、教育方法やプログラムの改善などに活かす取り組み。

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『インターンシップ』とは？
自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験や社会貢献活動に参加する制度を授業やカリキュラムに取り込むことで、学生が学問や研究分野への理解をより深めるための取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。