特色

保健、医療、福祉、介護を支える医療専門職とその指導者の育成

本学の学部教育では多くの医療専門職を育成していますが、今後ますます必要になる各分野の指導的人材を育成する目的で大学院を設置しています。
本研究科の修士課程は7専攻（鍼灸学専攻、柔道整復学専攻、健康栄養学専攻、言語聴覚学専攻、作業療法学専攻、理学療法学専攻、病院前救急医療学専攻）で構成され、各専攻は該当する専門職の国家資格および学部の各学科に対応しており、専門分野の連続性を保ちやすい利点があります。
また、本研究科の博士課程健康科学専攻の中に修士課程の7専攻に対応した7つの分野が設置されていますので、修士課程から博士課程へと続く専門分野の連続性も保たれます。さらに、多様な医療職種の院生が共に学ぶ本研究科は、各専門分野の枠を越えて他職種を理解し、連携力を身につけ、健康科学の広い視野に立って学際的領域の研究にも興味を持つなど、臨床や教育・研究の場で将来活躍・発展する素地を作るよい機会になると期待されます。
　

本研究科の目的

目的

健康科学の分野において、知識・技術を軸に、今日の健康生活に関わる諸問題に対し、複眼的な視点から研究を行い、高度に専門的な職業に従事できる研究能力をもつ研究者を養成します。

設置専攻の目的

鍼灸学専攻

当該分野の国家資格を有する学士レベルの学生を対象に、高度に専門化した現代医療の環境下において、西洋医学及び東洋医学双方の観点から臨床鍼灸を運用できる医療技術を持ち、高度の研究能力と豊かな学識をそなえ、鍼灸医学を有力な補完代替医療の一つとして推進できるリーダーとして、これを臨床の見地からのみならず学問的にも教授できる人材を養成します。

柔道整復学専攻

今日の健康生活に関わる諸問題の内、主に運動器の障害や外傷（骨折、脱臼、捻挫、打撲、軟部組織挫傷）に対し、保存医療の立場から複眼的な視点で研究を行い、真に国民の保健に貢献するために、現代の医学・医療やスポーツ医学のレベルに適合した高度な専門的知識・施術力をもち、近代的チーム医療の担い手として専門的業務に従事するとともに、自立して研究・教育活動を継続することができる柔道整復師を養成します。

健康栄養学専攻

食・栄養・健康に関する高度で専門的な知識と能力を習得し、それらを応用し、食の安全性、生活習慣病などの疾病の予防と対応、保健活動、行政活動などの分野において、食や栄養に関する問題点を解析し、解決する能力及びそれらを実践できる能力を養い、食と栄養のスペシャリスト、管理栄養士のリーダー、“食・栄養と健康・疾病”に関する教育者、食品関連業界の研究者等を養成します。

作業療法学専攻

病気や障害のある人々の自立（律）的な生活支援をテーマとし、その教育・研究を通じて人々の「健康の維持増進」や「障害予防」に寄与、貢献できる人材を養成することを目的とします。具体的には、病気や障害がありながら地域で生活する人々、例えば、身体障害や精神障害、あるいは発達障害児・者を対象に、幅広い分野の理論と実践的知見に基づく作業療法学の体系を教授・研究し、さらに既存の学問領域にとらわれることなく、作業療法学を取り巻く学際的な教育と研究体制を構築し、総合的な作業療法学を探求します。

理学療法学専攻

豊かな人間性と倫理性をベースとして、リハビリテーション医療、理学療法を確立する意欲と独創性をそなえた研究者、理学療法分野における研究能力や医療技術を習得した高度医療専門職、研究推進能力と教育実践能力をもった医療系教員を養成します。

言語聴覚学専攻

人間のコミュニケーションの健常な発達とその障害に対する豊かな学識を備え、多様な社会的ニーズに即した支援を行う高度の専門性を習得し、言語聴覚学領域における指導的役割を担う臨床家、教育者、研究者を養成します。

病院前救急医療学専攻

救急救命士の国家資格を有し、確かな使命感と倫理性を備えた学士レベルの基礎学力をベースとし、新しい医療関連領域である病院前救急医療学の確立に積極的に取り組む意欲と情熱を持ち、救急救命士のリーダーあるいは教育者として活躍できる人材を養成します。

3つの方針

●ディプロマポリシー

卒業認定・学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）は、大学ホームページでご確認ください。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.thu.ac.jp/aboutu...

●カリキュラムポリシー

教育課程編成・実施の方針（カリキュラム・ポリシー）は、大学ホームページでご確認ください。

詳細リンク（外部サイトへ）

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●アドミッションポリシー

入学者受入れの方針（アドミッション・ポリシー）は、大学ホームページでご確認ください。

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