外国人留学生受入

外国人留学生受入？

●取り組みの内容

 
芝浦工業大学では、以下に紹介する様々なプログラムに海外から留学生を受け入れ、学内のグローバル化を進めるとともに、世界で活躍する理工系人材の育成に貢献しています。

学位取得プログラム

• 正規留学生（学部・大学院留学）

非学位取得プログラム

• 授業履修型
• 研究室配属型（研究留学プログラム）
• グローバルPBL（Project Based Learning）
• その他プログラム（サマープログラム）

●取り組みの目標

　外国人留学生の来日方法は多様化し、10年後には留学生資格を要する長期(1年以上)、中期(3ヵ月以上)は全学生の約22.%、2,220人に達すると予想しています。短期(3ヵ月未満)を含めた場合、学部学生の約25%である1,980人、大学院学生の約44%である840人を外国人留学生数の目標としています。大学院では、長期はジョイントディグリー(JD)・ダブルディグリー(DD)、中期はサンドイッチ制を増加させていきます。学部では、中長期ともサンドイッチ制を中心に推進していきます。短期には多くの種類のDDの学生を2週間〜3ヵ月で引き受ける計画です。大学1年からの直接入学者としては、世界中のインターナショナルハイスクールからの学生数増加等も見込んでいます。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.shibaura-it.ac.j...

留学支援

海外留学、スタディ・アブロード？

●取り組みの内容

日本人学生の留学に関する支援は、豊洲キャンパスに設置されている国際部を中心に、大宮キャンパスにおいては、学事・学生課で行っています。
プログラムによって若干の違いはありますが、海外協定校や海外受け入れ機関との調整、学生への説明会、航空券・アコモデーション・海外旅行傷害保険の手配、事前研修、海外渡航中の緊急時における連絡体制の整備、事後報告会などを行っています。

プログラムの実施においては、一定人数以上の学生が参加する1ヵ月程度のプログラムには、原則として教職員が引率し、学生の安全面・健康面の管理を行っています。
少人数で渡航する長期研究留学などは、月に1回程度、大学へ状況報告することを義務づけ、学生の健康面・精神面のケアを行っています。

また、大学による経済的なサポートも積極的に行ってきました。
本学国際交流センターが実施する海外プログラムに参加する学生のうち、外部機関からの奨学金の給付を受けない学生に対して、大学から留学費用の一部を奨学金として給付し留学を促進させています。

●取り組みの目標

海外研修・海外留学における学内事務スキームのマニュアル整備、協定校との連携強化、セーフティネットの構築による危機管理体制のより一層の強化、奨学金の財源確保(基金化を検討)など、これまでの支援体制をより充実させるとともに、海外留学・海外研修プログラムの種類・渡航先を増加させ、学生の選択肢を増やしたいと考えています。

留学支援等に関連しては、以下の点を取り組みの目標としています。

• 学部生が半年間ないし一年間海外留学する際、休学することなく4年間で卒業できる制度を作り上げる。
• 留学期間が一定期間(1セメスター程度)以上の学生には、留学前に英語での専門科目履修を受講させ、留学先での単位取得を確実にする。
• 日本での英語での専門科目単位取得に対しては、一定以上の単位(4科目8単位以上程度）認定証書を与える。
• 留学希望者向けに集中英語セミナーやASEAN 言語講座を課外で実施し、円滑な留学生活を送れるよう準備する。
• 遠隔講義やeラーニングを活用し、派遣学生が日本の講義を履修、または指導を受けることもできるようにする

ダブルディグリー？

●取り組みの内容

　ヨーロッパ協定校とのダブルディグリー（博士学位）について
　本学は、ポーランド科学技術大学とラクイラ大学（イタリア）との間で、博士課程の学生交流に関する協定を結んでおり、それぞれの博士課程に在籍する学生が一方の大学に最低9ヶ月以上、残りの修業年限をもう一方の大学で修了することで、ダブルディグリー（博士学位）を取得できることが確認されています。ポーランド科学技術大学については、これまでに本学の博士学生1名が、先方大学にてダブルディグリーを取得した実績があります。
 
 

●取り組みの目標

　ダブルディグリーについては、今後、海外の協定校との間で、単位互換認定、ワシントン・アコードに準拠した教育の質保証システムの標準化・共有化を行い、双方向（協定校から受け入れる留学生と本学から送り出す留学生ともに本学と協定校双方の学位を授与できる）のシステムに発展させていきたいと考えています。
　また、ジョイントディグリーについても、そのパートナーを欧米の有力大学まで拡大し、協定の締結を実現することを目標としています。

外国人留学生

学年別

	男	女	計
１年	10	8	18
２年	10	6	16
３年	8	3	11
計	28	17	45

修業期間の多様化

飛び入学・早期卒業・長期履修？

●取り組みの内容

早期卒業　本学の大学院は、修士と博士(後期)の両方の課程において、その在学期間を「優れた成績を上げた者は、各課程とも1年以上在学すれば足りるものとする」と規定しています(大学院学則第5条)。したがって、1年以上在学して学位授与基準を満足すれば、標準修了年限より早く修了できます。当該課程に在学中の業績のみによって学位授与基準を早期に満たすことはそれなりにハードルが高いので、早期修了をした例は数件に限られています。
博士（後期）課程社会人早期修了コース　社会人が博士（後期）課程に入学するとき、所属機関等において所定の研究業績を上げている場合、その業績を学位授与基準の要件に含めることにより、1年で博士（後期）課程を修了することができる入学チャンネルを設けています。

●取り組みの目標

　本学における早期卒業制度は、学部と大学院の一貫教育の中で、学士、修士及び博士の各課程をオーバーラップさせることにより実現することを目標としています。
　学部4年次と修士課程の1年次をオーバーラップさせて、卒業研究をしながら修士課程の講義を先取り受講します。4年で学部を卒業して修士課程に進学してから、先取り講義の単位認定を受けるとともに、残りの科目の履修を行います。それと同時に、卒業研究の知見を生かして修士論文研究をスタートさせ、修士課程1年次の間に修士論文を完成させます。こうして修士課程を1年で修了します。
　この学生が博士(後期)課程に進学する場合、修士論文研究において博士学位授与基準で定める研究成果となり得るだけの成果を上げているならば、修士論文研究における成果を博士論文研究の成果に含めてカウントすることを可能とします。これにより、最短1年で博士(後期)課程を修了する可能性が高くなり、学部入学から通算6 年で博士(後期)課程を修了できるようになります。このようなオーバーラップ型早期修了コースを導入できるように諸規程の整備を行うことを目標にしています。

●取り組みについての検証と評価

　飛び入学制度が浸透しなかったことと、4年次で行う卒業研究を最重要な問題解決型学習（ＰＢＬ）であると近年位置づけるようになっていることから、学部を3年で卒業する制度の導入は実施しない方針です。その代わりに、本学における早期卒業制度は、学部と大学院の一貫教育の中で、学士、修士及び博士の各課程をオーバーラップさせることにより実現していきます。

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『外国人留学生受入』とは？
国際交流の活性化や教育の活性化を図ることを目的として、制度的に海外からの留学生を日本の大学・短期大学等に受け入れる取り組み。

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『海外留学、スタディ・アブロード』とは？
日本の学生が海外の学校で学ぶときに、短期間のプログラムから１学期や１年間以上の長期プログラムの留学制度を設定するなどして、大学等として留学を支援する取り組み。

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『ダブルディグリー』とは？
日本と外国の大学の間で、学修プログラムや単位互換等の協定を結ぶことなどにより、双方の大学が必要とする教育課程を履修することで、異なる学位を得ることができる取り組み。
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『飛び入学・早期卒業・長期履修』とは？
より効果的な教育を行うことなどを目的として、通常よりも早い大学への入学や卒業を許可したり、通常の修業期間（大学であれば４年）よりも長い修業期間の制度を作る取り組み。
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