これまで、大学院教育が担うべき役割は、それぞれの領域の学問を究め、得られた新たな知見・知識を後世に継承する研究者を養成することでした。しかし、昨今の社会情勢や時代の大きな変化に伴い、大学院教育が担う役割も多様化しています。それらの社会情勢や時代の変化に応じて、本研究科では以下のような能力を備えた、幅広い人材の育成を目指します。
　具体的には、教育や研究指導を通じて、大学院学生に次のような力をつけることを目指します。
(1)現代の経済や社会の諸問題等への直感的理解のみならず、論理的考察をする能力。
(2)歴史的観点から現代の諸問題を考察する能力。
(3)経済統計や計量分析など、データや数量的手法を駆使した客観的な分析能力。
(4)他者と協力し、チームとして問題解決に立ち向かう能力。
以上の点をふまえ、本研究科では次のような方々の進学・入学を希望します。
(a)博士課程前期課程あるいは修士課程を修了し、さらに博士学位の取得をめざし、経済学や社会科学、社会経済の歴史的研究を究め、大学教員などの研究者を目指す方。 

 

本研究科の一般入試における試験科目は英語の筆記試験と口頭試問となっています。なお、後期課程入学の前年度に、本研究科において修士学位を取得する見込みの者は、口頭試問を免除します。

本研究科では、外国語（英語）と口頭試問により選抜します。口頭試問は修士論文内容および研究計画を中心に諮問します。また修士論文は課題研究リポートやその他修士論文に準ずるものでも認められる場合もあります。

後期課程入学の前年度に、本研究科において修士学位を取得する見込みの者は、口頭試問を免除します。

制度なし。

制度なし。