大正大学本学の特色｜大学ポートレート

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大正大学

建学の精神: 大正大学は大乗仏教の精神である「智慧と慈悲の実践」を建学の理念としています。
「智慧と慈悲の実践」は仏教における菩薩の生き方を表したものです。菩薩とは自らの修行の完成と衆生の救済を志す人を意味します。自己の研鑽に励むとともに、他者の幸福を願って行動する者です。大学に在籍している間だけでなく、生涯を通じて菩薩のように生きてほしい。大正大学の建学の理念には、そのような願いが込められています。
また、建学の理念にもとづいて教育ビジョン「4つの人（慈悲・自灯明・中道・共生）となる」を立てています。大正大学での学びを通じて、慈悲の人・自灯明の人・中道の人・共生の人になってほしいと考えています。
慈悲：外在的な課題を感じ取り、解決できる人
自灯明：内在的な問いを見出し、探求できる人
中道：論理的・自律的に思考する人
共生：倫理的・協働的に行動する人

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特色

知識創生: 今、世界では様々な困難を抱えながら大きな変動期を迎えようとしています。
社会が大きく転換する時代にあって、大学で学ぶ「知識」についての考え方も大きく変わってきています。
学部ですでに知られている専門知識を学び、基礎を固めることは極めて重要です。その知識はあなたの「強み」に磨きをかけます。一方で、知識は人間が創りだすものです。一つの分野の専門知識だけではなく、他の分野の知識を結びつけ、関連する知識を組み合わせ、それぞれのフィールドを通じて探究を繰り返す。その体験とそこから得られる新たな知識、これが「行動・実践」するための「生きた知識」となる、まさに「知識創生」です。
それと同時に、デジタル時代においては「人間性」を高めることが益々重要になってきます。
大正大学は仏教精神を建学の理念とする文科系の中規模大学です。感性豊かで人間味溢れる学生たちが多いのが特徴です。「生きた知識」によって、他者と協調し連携できる人間、多様性を認め合い、支え合って共に生きていく人間、粘り強く行動力を発揮して課題解決に取り組む人間、本学はそのような豊かな「人間性」を備えた人材を育成します。

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地域戦略人材: 本学は、Society5.0時代に求められるリーダー像を「地域戦略人材」と定義し、新たなリーダー人材を育成する教育プログラムに取り組んでいます。令和２年度には、文部科学省の知識集約型社会を支える人材育成事業において、本学の取り組み「「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。これにより、多面的な性質をもつ地域の課題解決にむけて異なる専門分野の多様な人材を統合し、調整することができる人材を育成する教育プログラムを展開しています。
授業ごとに2名の教員に加え、チューター、SAによるチームで、学生一人ひとりの学修をフルサポートするチュートリアル教育、さまざまなデータから社会やビジネスに役立つ洞察を得るための統計分析のスキルや論理的思考力を身につけ、新たな価値を生み出す力を養うデータサイエンス教育、学部・学科の専門科目に加えて、他の専門分野を融合するクロスディシプリン教育、企業や自治体と連携し、現役の職業人（経営者・起業家・人事担当者など）がサポートし、コミュニケーション能力や起業家精神を養うアントレプレナーシップ育成教育を設けています。

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日本全国が「学び」の場: 教室の中だけが、「学び」の場ではありません。「学びたい」と思う人がいる。そんな人さえいれば、どんな場所でもキャンパスになる、というのが大正大学の考えです。学生たちの「学びたい」という思いに応えるため、大正大学では日本全国にエリアキャンパス（宿泊機能付き）とサテライトキャンパスを展開しています。エリアキャンパスは、さまざまな顔を持っており、学生たちは地域の人々と一緒になって、多種多様なことに挑戦しています。
南三陸エリアキャンパス、京都エリアキャンパス、藤枝サテライトキャンパス、淡路サテライトキャンパス、阿南サテライトキャンパスを設けて、地域実習や教育活動に活かしています。

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●特色の目的

汎用的な力（学士力・社会人基礎力）の修得

本学の目的

3つの方針: ●ディプロマポリシー

【知識・技能】
① 社会においてよりよく生きるための力となる幅広い教養と学びの技法を身につけている。(自灯明)
② 自らの専門分野の学習内容と研究方法の核心を理解し、現実社会の中で活用できる。(自灯明)

【思考・判断・表現】
③ 自ら問いを立て、多面的かつ重層的に思考することによって、その問いを探究し続けることができる。 (中道)
④ 己の立場にとらわれず、意見や価値観の異なる人々の考えを傾聴した上で、自らのそれを再構築し、論理的・創造的に表現することができる。(中道)

【関心・意欲・態度】
⑤より良い社会の形成と発展に寄与していくために、利他の精神をもって主体的かつ実践的に学習成果を活かそうとする姿勢を身につけている。(慈悲)
⑥他者に対して親愛の情を抱き、互いを尊重しながら、ともに目標を達成しようとする協働性を身につけている。(共生)

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●カリキュラムポリシー

本学では、教育ビジョン「４つの人となる」ために、幅広い教養と学びの技法を身につけるための共通教育科目である「第Ⅰ類科目」、学科の専門教育科目である「第Ⅱ類科目」、資格取得とキャリア形成に関する「第Ⅲ類科目」を設置し、初年次から卒業までに学ぶ諸科目を有機的に連携・接続させた教育課程を編成しています。また、知識を習得するだけではなく、思考力・判断力を育むために、講義のほかに、アクティブラーニングやフィールドワーク等を積極的に取り入れ、双方向で実践的な学びを重視した教育方法を採用しています。評価については、4年間の学習成果を測定する総括的評価だけではなく、教育活動の過程で学習成果を測定する形成的評価を行っています。

カリキュラムポリシーの詳細についてはURLをご参照下さい。

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●アドミッションポリシー

【知識・技能】
① 入学を希望する学科・コースの教育内容が理解できるように、高等学校の教育課程において学習した基礎的な知識・技能を修得している＜自灯明＞。
【思考・判断・表現】
② 入学を希望する学科・コースに関連する事象に深い関心を持ち、高等学校までに学んだ知識・経験を踏まえ、自身の興味関心の有り様を、自らの言葉と視点で順序だてて説明することができる。＜自灯明＞
【関心・意欲・態度】
③ 新たな知識や他者の意見に触れることを喜びと感じ、価値の多様性を理解したうえで、自らの意見を見直す開かれた姿勢をもっている。＜中道＞
④ 社会のさまざまな事象を自らの問題として捉え、自身の学びを地域や社会に活かし、他者と共に積極的に解決していこうとする意欲をもっている。＜共生＞＜慈悲＞

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