建学の精神

南山大学を運営する南山学園は、カトリックの修道会である神言会が母体となっています。
明治末期に来日した神言会ドイツ人宣教師ヨゼフ・ライネルス神父が1932年に南山中学校（旧制）を設立。1946年に設立された南山外国語専門学校が前身となって、南山大学は1949年に1学部4学科でスタートしました。2021年に創立75周年を迎え、今日では8学部18学科を擁する総合大学へと発展しています。南山大学は、中部を含む西日本地域唯一のカトリック系ミッションスクールで「キリスト教世界観に基づく学校教育を行う」をその建学の理念とし、この建学理念に具体的な方向性を与える為に、「Hominis Dignitati（人間の尊厳のために）」という教育モットーを掲げています。キリスト教では、人間は神に創造されたものとして侵すことのできない「尊厳」つまり人間としてのかけがえのない価値や権利を持っている、と教えられます。 このような人間の尊厳をしっかりと把握し、これを尊重しつつ生きていく人間になるように、という願いが込められているのです。

詳細リンク（外部サイトへ）

https://www.nanzan-u.ac.jp/M...

特色

キリスト教精神に基づく学校教育

南山大学は「人間の尊厳のために」を教育モットーとし、それを学ぶ機会として、「人間の尊厳科目」という授業を設けています。 2年生から4年生までの全学共通教育科目で、選択必修です。「人間の尊厳のために」と直接関連する科目として、人間や人と社会・科学・学問との関わりなど広範な分野にまたがるテーマを学びます。
　さらに大学行事である入学式、卒業式では、カトリック司祭による「祈り（ミサ）」が行われ、ミッションスクールならではの荘厳な雰囲気の中、学生を祝福し、世界の平和を祈ります。宗教色を醸し出した伝統的行事としては、野外宗教劇「受難」があります。 キリスト教信仰を中心テーマに野外宗教劇部の学生が熱心に取り組み、大学内の「パッヘ・スクエア」と呼ばれる芝生広場で公演が行われます。当日は、学生や教職員をはじめ、一般の方々が足を運びます。

国際人育成のための外国語教育

南山大学では、グローバル社会で活躍するに相応しい確かな語学力と広い視野を有する人材を育成しています。全学部が4年間を通じて、英語はもとより英語以外の外国語の能力向上に注力します。加えて、英語のみで授業を行う国際科目群を履修することにより海外留学に近い体験ができます。高度な外国語運用能力だけでなく、異文化や社会に対する理解力と常識に囚われない思考力を持つ真の国際人となる。これこそが南山大学が追究する国際性です。

●特色の目的

学びの質の向上

国際化

本学の目的