特色

情報科学・計算機技術・芸術にまたがる創造性の探究

　情報通信における科学的基礎から最先端の応用分野まで、広く情報化社会のニーズに適応し、その中で必須となる表現についてもアートとデザインの観点から探求します。デジタルエンタテインメント、ロボットなど急速に進むデジタル技術に対応できる人材は、その基礎となる数理科学に関する学問は勿論のこと、人々の理解と共感を得ることのできる芸術性のある表現や総合的な感性を育む創造性に関する知識や経験が必要とされます。また、これらの分野のみならず、世界的な情報通信基盤による国際協力やスピーディな意思決定が今後ますます重要になるため、デジタル技術を応用したコミュニケーションの能力は社会で活躍する前提となります。さらに、これまで誰も経験しなかった少子高齢化等、答えの無い社会の諸問題とも対峙しうる資質も要求されることになります。
　これらの様々な側面から、実践的で幅広い考え方ができ、自ら手を動かす事で的確な行動に結びつく判断が出来る人材育成をめざす。そのための基礎となる学問的側面からの知性、それを正しく使う理性、そしてそのベースとなる経験の獲得を情報科学・計算機技術・芸術を融合したテーマを通して取り組む学部です。

●特色の目的

学びの質の向上

汎用的な力（学士力・社会人基礎力）の修得

社会貢献

●特色を実現するための主な取組

アクティブラーニング（教育方法）

地域連携（連携活動）

多様な研究内容（研究活動）

システム開発や作品制作を通した実践的な「手を動かす」教育と研究

　手を動かすことによる具体的な経験を通して、ものづくりの流れを俯瞰し、小さなものでも完成させた成功体験が第一歩です。そのため演習・実習を重視したカリキュラム編成を主軸にしています。チームでの企画を行うプロジェクト型開発などは勿論、外部コンテストや展示会、地域・商業振興のための活動などにも積極的に参加し、社会での動きを肌で感じ、コミュニケーション能力を鍛えています。
　このように、教育・研究活動において、地域や現場を重視し、ものを作れる力、表現する力のみならず、実際の社会での事業推進において必要不可欠な人と人との関係を築く基礎となる能力も磨くことを常に念頭においており、社会でのつながりを学生時代から経験し、社会的人間としての人間形成と学生の自主性を重視したプロジェクトを実施しています。例えば、インターネット時代の情報発信として電CH！などの番組制作活動は、新入生でも参加可能であり、実践的で社会性のあるプロジェクトとして学生にも人気が高いです。また先端マルチメディア合同研究所では企業からの委託で制作の一部をＯＪＴとして取り組む教育体制を持っているなど、数々の社会との接点を用意しています。

●特色の目的

学びの質の向上

研究活動

社会貢献

●特色を実現するための主な取組

特色ある教育施設・設備の整備（特色ある施設）

課題解決型学習（PBL）（教育方法）

地域連携（連携活動）

社会的な応用力をもったデジタル社会におけるリーダーの育成

　外部組織と連携した実践的な教育・研究は、知性・技術面のみならず、人間形成においても非常に高い教育効果を実感しています。我が国の産業への貢献を目的として来た本学の精神は、時代の流れを常に感じながら社会に必要必要とされる人材を輩出すべく、その目的のために慣習にとらわれる事無く、その役割を果たす仕組みを作っています。クールジャパンを合い言葉にしたゲームやアニメに携わる人材供給が望まれていますが、最近は米国や欧州からの追い上げが著しく、日本のお家芸であるはずのゲーム・アニメ産業の脅威となっているため、同産業界からは基礎的な科学・技術のベースを持った技術面でのリーダー的存在が必要です。そのため、知識・技術面も重要ですが、日々進化するこれらの分野をきりひらくための資質として、情報獲得・分析、企画立案、組織人として業務を遂行出来る人材の育成が必要です。そのためチームワーク、コミュニケーション、プレゼンテーションを意識させ、自らの手を動かした経験に裏付けされた技術によってデジタル社会のリーダー的存在になれる人材輩出を目指します。

●特色の目的

学びの質の向上

汎用的な力（学士力・社会人基礎力）の修得

各種連携（学校間・高大・産官学・地域等）

●特色を実現するための主な取組

課題解決型学習（PBL）（教育方法）

産官学連携（連携活動）

社会人教育（生涯教育）