ディプロマポリシー

• ディプロマ・ポリシー

　経済学研究科は、全学、および本研究科の教育目標に基づき、次の能力を身につけ学位授与の要件を充たす者に、修士（経済学）・博士（経済学）を授与します。

1. 最先端の学問を修得し、その成果としての独創的な知見を社会に展開することができる。
2. 語学能力に優れ、積極的に異文化との交流を推進し、他者と協働することができる。
3. 先端的理論や実証的研究の成果を用いて、複雑な経済・経営問題の解決に貢献することができる。

  ・・・・・続きは創価大学大学院ホームページをご覧下さい。
 

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カリキュラムポリシー

経済学研究科は、全学、および本研究科のディプロマ・ポリシーに基づき、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

博士前期課程においては、

1. 取り組む研究対象により、経済学専修、経営学専修そして英語のみで授業を行う国際ビジネス専修（IBSP）の三つの専修を設定しました。
2. 前期課程初年次では、専門的な課題の解明に必要な視点を養い適切な知識を得られるよう、各専修に共通の基本的な科目を選択必修としました。
3. 各専修において、関係領域の専門課題を十分に研究できるよう、選択科目を配置しました。
4. 研究指導計画に則り、指導教員等の指導のもと得られた知識や研究力を用いて、修士論文またはリサーチ・ペーパーを完成します。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

それぞれの専修課程で、コア科目を設定し、基幹科目を学ぶことにより、各分野の基本的知識を習得するようカリキュラムを体系化している。なお、経済学専修ではさらに選択科目のなかを、専門領域別に分け体系化を図っている。

●取り組みの目標

経済学専修では経済学の、経営学専修では経営学の、国際ビジネス専修ではビジネス経済学の基幹科目を学ぶことで、自らの研究テーマの位置づけを認識し、広い視野からの問題意識を醸成することを目指す。

●取り組みについての検証と評価

コア科目担当者と、専門科目担当者の間で、該当院生の情報を交換し、指導方法を考慮していく。この点は、まだまだ初期段階で、今後検証方法を含め議論が必要と思われる。

学びの支援

TA・RA・SA・メンターの活用？

●取り組みの内容

＜ＴＡについて＞
　本学では、学士課程教育の質の向上と大学院学生に対する経済的支援体制の充実などを目的としたティーチング・アシスタント（ＴＡ）を導入している。ＴＡは大学院学生が、担当教員の指導の下、学部授業の履修者に対してアドバイスや各種ワークのサポートを行い、履修者の理解度の向上等に寄与している。また、一定期間ＴＡとして直接教育現場に携わることで、将来教員や研究者を目指す大学院学生にとって教育的経験を積む機会になっている。 
＜メンターについて＞
　学生の自律的な学修を支援する中心的施設「ラーニングコモンズ“SPACe”」において、大学院スタッフがメンターとしての役割を担っており、学習セミナーや個別学習相談、レポート診断やレポート・チュータリング、数学チュータリング等の各種サービスの提供に従事している。
 

学修についての評価

アセスメントポリシー？

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学修ルーブリック？

●取り組みの内容

修士論文あるいはリサーチペパーの提出により、博士前期課程を修了することになるが、これらを提出するにあたり、提出締切およそ半年前に中間報告会を設け、研究科の教員に対する中間報告会を設定した。さらに、論文の審査については審査判定基準をルーブリックにより明示・公開して、その公平性を担保する。

●取り組みの目標

論文、またはリサーチペーパーの質を向上させるとともに、基本的な論述形式と論理展開・サーベイ等の記載形式をしっかりと身につけ、研究者として相応しい著述方法を学ぶことを、第一の主眼としている。そのうえで、審査のためのルーブリックを設定公開し、自らの論文がそれに合致するよう努力することで、論文の質の向上を図っていく。

●取り組みについての検証と評価

ルーブリックの設定により、いっそう公平な判定が下せるようになった点は、評価しうる。ただし、これからも基準に基づいた判定が公平性を保ち続けていくよう点検作業は継続していく必要がある。

GPAの活用？

●取り組みの内容

　学生の主体的な学習を促しさらに学修成果の修得を促進する方策として、2018年度入学生より、GPAの修了要件化を実施した。これによりただ単に単位を修得するだけではなく、平均値として一定水準以上の成績評価を修めなければ修了できないこととなった。この制度により、学生は一つひとつの科目にしっかりと取り組む必要が生じ、履修登録のCAP制も実質化されることとなった。

成績評価の厳格な運用？

●取り組みの内容

ルーブリックの適用により、恣意的な判定を排除し、より厳格な成績評価を実現する。さらに、複数の担当者による科目を設定して、特定の師弟関係に拘束されることなく、研究科教員全員による院政の指導体制を構築している。

●取り組みの目標

前期課程修了者が、一定の知識と研究能力が身につくよう指導するために、複数指導体制とルーブリックによる厳格な成績評価を目指す。

●取り組みについての検証と評価

前期課程修了時の論文審査による得点と評価の経年変化を検証して、その効果を計っていく。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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『TA・RA・SA・メンターの活用』とは？
大学院生による教育補助（TA）、大学院生等による研究補助（RA）、学生による教育補助（SA）、後輩を多方面で支援する先輩（メンター）を教育研究活動などに活用する取り組み。
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『アセスメントポリシー』とは？
学生の学修成果の評価（アセスメント）について、目的や達成するべき質的水準と具体的な評価の実施方法などについて定めた学内の方針を活用した取り組み。
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『学修ルーブリック』とは？
表の縦軸に「学習目標」や「何を学習するのか」、横軸に「学生が到達しているレベルを示す特徴を記述した文言」を置いて、学生の学習成果を評価する方法を利用した取り組み。
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『GPAの活用』とは？
科目の成績評価に応じてポイント（例：５段階評価Ａ〜Ｅに対し４〜０点等）を付与し、その平均点（Grade Point Average）による学習成果の評価方法を大学や短期大学での教育に活用する取り組み。
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『成績評価の厳格な運用』とは？
明確な成績評価の基準を定めて厳格に運用して、単位取得や進級などを判定することで、教育の「質の保証」を実現する取り組み。