ディプロマポリシー

　文学部は、人間存在の本質および人類が創り出した文化全般につき人文諸科学の観点と方法を用いて探究し、その過程と成果を通して、現代から未来にわたる社会の要請にこたえる有為な女性を育成します。以下の資質・能力を身につけたうえで所属する学科において卒業要件を満たし、学長が卒業を認定した者に、それぞれの専攻分野の名称を付記した学士の学位を授与します。

１．独自に課題を発見し、解決に導くために創意工夫して、主体的に実践することができる。
２．主体的に学ぶ意志と習慣を持ち、論理的に思考する力を身につけている。
３．幅広い教養に裏付けられた豊かな感性を備えている。 
４．高度の倫理観と使命感に支えられた実践力・指導力を発揮することができる。
５．専門的知識を修得し、それらを社会の諸方面で実践的に活用することができる。

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カリキュラムポリシー

　文学部は、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を身につけた人材を育成するために、体系的かつバランスのとれた教育課程を編成し、学習者の知的好奇心を涵養するとともに主体的積極的な学びを促します。学習者は、「共通教育科目」「基礎教育科目」「専門教育科目」および「特別教育・資格関係科目」にわたって計画的に履修し、１つ１つの科目の学びがもたらす意義を自覚して、知識・技能・判断力を養成します。
　「基礎教育科目」では専門教育への導入的役割を担う授業を開講します。全学的に実施している「初期演習」は、学生が主体的に学び、実践する姿勢を身につけるとともに、コミュニケーション能力を高め、学生相互の豊かで円滑な人間関係の構築を目指します。そのほかの科目では、専門分野の学びの基礎となる知識を修得し、倫理観を育成する教育を行います。
　「専門教育科目」ではそれぞれの学科における専門知識を修得し、さらにその知識を体系的に統合して実践的に応用する能力を養います。そうして得られた学識と能力とを駆使して、最終学年では卒業論文に結実させます。

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カリキュラム

教養・リベラルアーツ教育？

●取り組みの内容

「共通教育科目」は、学部・学科、学年に関係なく、興味や関心に応じて選択し、受講することができます。幅広い教養と豊かな人間性を育むため、あらゆる分野にわたり200以上の科目を開講。総合大学である本学ならではの多様な内容で、学生の学ぶ意欲に応えています。

●取り組みの目標

共通教育は、歴史的に蓄積された思想や学問について広く基礎を学び、変化が激しい現代社会において、的確に判断できる知性及び知識、技能の修得、真摯な学びと実践を通じ、思いやりの心と豊かな感性を持つ自律的な個人の確立を目指しています。さらに、専門教育との有機的な連携に努力し、卒業後、様々な分野で社会をリードする女性を育成することを目的としています。この目的のために、以下に示された5つの「MW教養コア」について、バランスのとれた学修を心がけてください。
共通教育理念【ＭＷ教養コア】
１．人文、社会、自然の各分野における人間理解に関する広い知識と学ぶ態度の修得
２．心身の健康のための運動習慣の形成と生命の尊さや倫理に関する知識・態度の向上
３．ジェンダーの視点の理解と主体的な判断力・行動力の獲得
４．自らの生涯にわたるライフデザインに資するキャリア形成能力の育成
５．異文化を理解し、グローバルな視点で活躍するためのリテラシーと基礎知識の修得
 

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『教養・リベラルアーツ教育』とは？
幅広い分野の教養などを身につけ、専門知識に偏らない汎用的能力を育成するために大学・短期大学で行われる教育。
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