ディプロマポリシー

東アジア文化研究科では、東アジアにおける諸文化の形成と展開及び相互関係を把握し、豊かな専門的学識と高度な研究能力を備えた研究者及び高度専門職業人の養成を目的としています。
この目的を具現化した人材として、以下の能力を身につけた者に対して博士（文化交渉学）の学位を授与します。

１.（知識・技能）
東アジア文化に関する高度で専門的な知識を有し、新たな知を創造する能力を有している。

２.（思考力・判断力・表現力等の能力）
「考動力」を発揮して、東アジア文化に関する総合的・学際的視野から、自ら設定した課題を展開し、高い学術的価値を有する成果に結実させることができる。

３.（主体的な態度）
東アジア文化に関する深い理解と洞察に基づき、高い水準と独創性を備えた知的発信を行い、知識基盤社会を先導する専門家としての自覚を示すことができる。

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https://www.kansai-u.ac.jp/j...

カリキュラムポリシー

東アジア文化研究科では、学位授与の方針に掲げる知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力、主体的な態度の修得を実現するために、以下の方針にしたがって、教育課程を体系的に編成します。

１.教育内容
(1)講義・演習等を適切に組み合わせ、東アジア文化に関する最先端の高度な専門的知識・技能を修得できるように体系的に科目を配置する。
(2)演習科目においては、指導教員からの個別に入念な研究指導を受け、自立した研究者としての高度な研究能力を完成する。
(3)現代の東アジア文化研究全般を俯瞰し、その担い手として自己の研究課題を開拓し意義づける姿勢を養成するために、多様な共通科目群を設置する。
(4)学術成果の高度でグローバルな発信力を養成するための科目群を設置する。

２.教育評価
(1)教育内容の修得度は、学位論文の審査及び到達度調査等の結果を組み合わせて評価する。
(2)研究成果は、学内・学外の学会発表あるいは学術誌への投稿・掲載、及び各年次の研究成果報告書によって把握する。

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カリキュラム

教育内容の体系化とその充実？

●取り組みの内容

東アジア文化研究科では、東アジア文化研究に関する3つの領域「東アジアの言語と表象」「東アジアの思想と構造」「東アジアの歴史と動態」を研究領域として設定し、それぞれの領域における高度で専門的な知識と能力を習得します。加えて、領域横断的な学際的視野と社会的実践に資する課題解決能力を有し、国際的発信力を兼ね備えた人材を養成します。
博士課程後期課程では、3つの領域いずれかの「必修科目群」を通じて東アジア文化研究の専門家としての能力を研き、「領域選択科目群」によって自ら設定した課題の学際的展開をはかり、「共通科目群」によって東アジアに関する諸課題への理解を深めるとともに、学術的発信力を完成させ、自立した研究者として、あるいは東アジア文化に関わる高度専門職業人としての十分な能力を身につけます。
あわせて、研究指導においては、研究指導教員1名に加え、それとは専門領域の異なる副指導教員（後期課程は2名以上）による集団指導体制を採用しており、副指導教員による他領域からのアドバイスを加えることで、研究領域別の枠組を越えた視野の養成をはかっています。

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『教育内容の体系化とその充実』とは？
教育の目的や成果を明確に設定し、その達成のため、各授業間の関連性を明確にするなど、体系的な学びを可能にすることで、教育内容の一層の充実を図る取り組み。
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