理工学部/理工学研究科は、On the Research Trainingを教育の柱とし、「研究体験」を基軸にした教育の実践を徹底しています。さまざまな研究活動を通して創造性とコミュニケーション能力を伸ばし、社会の課題解決に取り組む多数の有為な人材を輩出してきました。
高度研究機関としての大学における研究の意義は、学生自身の自立した研究開発力に反映されます。理工学部/理工学研究科の学生は、例年国内外合わせて300件を超える学会等発表実績を有し、国内他大学の追随を許さない世界水準の知的生産量を誇ります。国からの科学研究費補助金の採択率においても全国公私立大学の中で毎年上位をキープし、その高度な研究レベルを裏づけます。
学科/専攻制と研究室の連携による独自の教育システムをはじめ、数々のめざましい実績を支える研究支援体制は年を追うごとに充実。こうした理工学部の取り組みは、高い就職率や卒業生の約4割が大学院に進学するという結果にも結びついています。
近年、全体の2割超を占める女子学生が充実した学生生活を送り、研究活動をしやすいように配慮されているのも、理工学部の特色です。独自の女性研究者・技術者育成プログラム「WISE Chuo(Women in Science and Engineering, Chuo University)」では、理工系女子が活躍できる環境を整えるために、さまざまな取り組みを実施。女性研究者を招いての講義や演習なども行われています。
入学式の前日に行われる「プレ入学式」や「キャリアアップセミナー」をはじめ、女子学生だけが参加できるプログラムやイベントも盛りだくさん。キャンパス内で最も新しい2号館はパウダールーム付きのレストルームも完備し、女子学生が快適なキャンパスライフを送るための配慮が行き届いています。