外国語教育学研究科では、学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）及び教育課程編成の方針（カリキュラム・ポリシー）に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力及び主体的な態度を備えた人を博士課程前期課程に求めます。

１　高度な外国語の運用能力と異文化理解能力を備え、外国語教育学・異文化コミュニケーション学・通訳翻訳学の各領域において、学士レベルでの知識・技能の基盤を修得している。

２　現職外国語教員として、一定の社会人経験を有し、自らの実践を向上するための批判的振り返りや、現場における諸問題の発見・解決を行う意欲を持っている。

３　外国語教育学・異文化コミュニケーション学・通訳翻訳学のいずれかの領域を主体的に学んで行く強い意欲を持っている。

　2023年度からは、大学院入学者の多様なニーズに対応し、教育研究の機会を拡充するため、インターネットを通じた履修によって大学院を修了できる「リモート履修制度」を開始しています。

学部を卒業した者または卒業見込みの者を対象とした入学試験です。詳細は以下を参照ください。

出願時において、大学卒業後1年以上の勤務経験を有する者を対象とした入学試験です。詳細は以下を参照ください。

外国において通常の課程による16年の学校教育を修了した者または修了見込みの者、日本において外国人留学生として大学を卒業した者または卒業見込みの者を対象とした入学試験です。詳細は以下を参照ください。

前期課程では、本学とアストン大学の２つの修士号を取得できる一般入学試験（アストンＤＤプログラム）、本学卒業見込者を対象とした学内進学試験、成績優秀な大学3年次生を対象とした飛び級入試、社会人や現職教員を対象とした現職教員１年制入試、本学留学生別科生を対象とした特別入試を行っています。

外国語教育学研究科は、扱う学問領域がすべて学際的な分野であることを生かして、前期課程に関しては、出身学部・学科を問わず、広く学生を受け入れています。関西大学出身者はもちろんのこと、それ以外の大学の出身者も多く在籍しており、多様なバックグラウンドをもった学生が集う研究科といえます。また、リカレント教育にも力を入れており、昼夜開講制、土曜開講、3年在学制（前期課程）、1年制修士（現職教員対象）、集中講義、リモート履修制度などを導入し、社会人が学びやすい環境を作り出す努力をしています。入学試験は面接重視で、高度な外国語能力を証明する資格を有する受験生には、外国語試験が免除されます。
また、入学者の多様なニーズに対応し、教育研究の機会を拡充するため、「長期履修学生制度」として従来の博士課程前期課程における2年コースの他に3年コースを実施しています。