立教大学社会学部は、「発見・分析・提言」できる人間を育てるという教育目的のために、各学年の学習目標を明確に定めたカリキュラム体系を備えています。
1年次では社会学部共通の学びの基礎を、2年次では学科単位の学びの基礎を習得します。そして、3年次では多くの学生が希望した専門分野のゼミに所属して自分が選んだテーマでの学びを深め、4年次は「卒業論文」「卒業研究」において自分の力で4年間の集大成となる作品を完成させます。このうち、初年次教育として、「高校までの勉強」から「大学での研究」の姿勢へと着地するための、「社会学原論」「社会調査法」「基礎演習」を必修科目として展開し、学部全体で教員チームをつくって授業運営を行っています。とくに「基礎演習」はPBL(Project Based Learning)を導入した少人数ゼミにおいて、学生たちがあるテーマから問いを発見し、自分たちで調査し、結果を報告する過程を経験するという教育プログラムで、大学での能動的な学びの姿勢、レジュメの作り方やゼミでの討論の仕方などを身につけて行くことができます。