工学は,自然界の真理を探究する科学(Science)と物質の性質や現象の原因を明らかにする理学を使って,モノをつくる方法や技術を生み出す学問として,人類がより豊かで幸せに暮らすためのモノづくりに貢献する学問です。工学部では,これからの人類にとって幸せな生き方の指針となる「ロハス(LOHAS)*」をキーワードに掲げて「ロハス工学」をテーマにした教育・研究・開発活動を推進しています。キャンパスには風力・太陽光発電装置をはじめ,雨水の再資源化システムを導入した心静緑感広場のほか,「ロハスの家研究プロジェクト**」を学科横断で展開しています。
「環境が人を育てる」ともいうように,こうした「ロハス工学」を学ぶにふさわしい自然に恵まれ学習に集中できる環境の整ったキャンパスで,人としても,エンジニアとしても人と地球の未来のために貢献できる人材を育成しています。
* LOHAS (Lifestyles of Health and Sustainabilityの略)
**令和元年10月台風19号でロハスの家は被災。現在は跡地再生に向けたプロジェクトに取り組
んでいる。