工学は,科学(Science)と理学を使って,人類がより豊かで幸せに暮らすためのモノづくりに貢献する学問です。工学部では,これからの人類にとって幸せな生き方の指針となる「ロハス(LOHAS)*」(健康で持続可能なライフスタイルの意味)をキーワードに掲げて「ロハス工学」をテーマにした教育・研究・開発活動を推進しています。研究プロジェクトとして,ロハスのドローンプロジェクト,ロハスの池プロジェクト,電動キックボード導入の社会実験,ロハス材料の開発プロジェクトなどを学科横断で展開しています。また,2008年から取組んでいた「ロハスの家1号・2号・3号」は2019年の台風19号で被害を受け,更地となった場所に新たな命を吹き込むべく再生プロジェクトを立ち上げ新たな拠点として,2024年5月にロハス工学センター棟(ロハスの森ホール)が完成しました。こうした「ロハス工学」を学ぶにふさわしい自然に恵まれ学修に集中できるキャンパスで,人と地球の未来のために貢献できる人材を育成しています。
* LOHAS (Lifestyles of Health and Sustainabilityの略)