特色

科学的なものの見方と論理的な思考能力を身につけ社会の中核として活躍する人材の育成

エネルギー問題や環境問題等の人類の将来を左右する多くの大問題を抱えた２１世紀の知識情報社会の中で、理学部の果たす役割は、理学の諸分野に渡る基礎研究を推進し、それによって科学的なものの見方と論理的な思考能力を身につけた人材を社会に送り出すことです。科学的なものの見方と論理的な思考能力は、理学の諸分野の基礎を学修した上で、専門分野の知識や方法論の学修と実践的な研究活動によって身につくものであり、単なる専門知識を寄せ集めて得られるものではありません。科学的なものの見方と論理的な思考能力は今の不安定な社会を生き抜くのに必要な力であり、この力を身につけることで、常に自ら学び、時代に合わせて自ら成長していくことができます。また、社会のグローバル化が進む現代では自ら発信する能力と他者の意見に十分耳を傾ける能力も求められますが、それは科学的なものの見方と論理的な思考能力に立脚するものでなければなりません。
本学部では、系統的かつ効率的な４年間の教育課程を通じて、社会の発展に貢献し、社会の問題を解決するのに必要な科学的なものの見方と論理的な思考能力を身につけさせることを教育目標と定めます。

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●特色の目的

学びの質の向上

汎用的な力（学士力・社会人基礎力）の修得

研究活動

●特色を実現するための主な取組

特色ある教育施設・設備の整備（特色ある施設）

研究施設・設備の充実（特色ある施設）

教育内容の体系化とその充実（カリキュラム）

本学部の目的

目的

本学部は、理学の諸分野の基礎と専門分野の知見を総合し、科学的なものの見方と論理的な思考能力を身につけ、社会の中核として活躍できる人材の育成を目的とする。

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3つの方針

●ディプロマポリシー

本学部の教育課程において、卒業要件単位を取得した者は、次に掲げる知識と能力を身につ けていると判断し、学士（理学）の学位が授与されます。
１．自立した良識ある市民としての判断力と実践力
（１）理学の基礎に関わる幅広い素養とそれを社会の諸課題の解決に適用する能力を身につけて いる。
（２）科学の基礎研究ならびに応用に必要な研究倫理を身につけている。

２．国際的感性とコミュニケーション能力
（１）国際社会および文化に対する理解力を身につけている。
（２）母国語のみにとらわれない科学的なコミュニケーション能力を身につけている。

３．時代の課題と社会の要請に応えるための専門的知識と技能
（１）理学の学問分野の最前線の知見を持続的に理解するための基礎となる専門的知識を身につ けている。
（２）知識情報社会に対応する能力と、卒業後も成長しつつ、社会の中核で活躍するための能力を身につけている。

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●カリキュラムポリシー

本学部では、社会の中核として活躍する人材を育成するため、以下に示した方針で教育課程を 編成しています。
１．教育課程の編成・実施
（１）入学後の第１セメスターでは、全学共通の「FYS（ファースト・イヤー・セミナー）」を通じて大学生 の心構えと大学での学び方、ならびに社会性を身につけます。
（２）２、３年次で基礎的専門科目を学び、３年次の後期からは各研究室に配属されてゼミで学びま す。

２．教育の方法と評価
（１）基礎教育や語学では授業内であるいは学修支援システムを利用した小テストを行い、レポート や試験とあわせて評価します。専門教育ではレポートや試験で評価します。
（２）実習と演習を重視し、レポートや発表で評価します。
（３）４年次では研究室にて理学の特定課題について卒業研究を行い、ルーブリックにもとづき、論 文と研究発表で評価します。
（４）単位制度の実質化を図るため、成績評価の方法及び基準を明確化し、厳格に成績評価を行います。

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●アドミッションポリシー

１．大学教育によって養う能力
（１）本学部は、理学の諸分野の基礎と専門分野の専門的知見を総合し、科学的なものの見方と論 理的な思考能力を身につけ、社会の中核として活躍できる人材を育成します。

２．本学部の求める入学者
（１）高等学校卒業程度の理科、数学、英語等の基礎学力を有する人
（２）大学で積極的に学ぶ意欲をもった人
（３）大学での学びを将来に生かそうとする明確な目的意識をもった人

３．高校までの能力に対する評価（選抜方法）
（１）一般入試、給費生試験、大学入学共通テスト利用入試では、理学部での学修に必要な基礎 学力を、高等学校での学習の達成度をもとに判断します。
（２）学校推薦型選抜として指定校制推薦入試と、コースにより、総合型選抜として AO入試と公募 制自己推薦入試があります。指定校制推薦入試では、勉学意欲に富み、指定校の学校長から推薦された人に対し、面接により選考を行います。AO入試と公募制自己推薦入試では、理学の特定分野と科学一般について、実験や観察のレポートまたは小論文および面接により選考を行います。

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