関西学院の建学の精神であるキリスト教主義教育とスクールモットーである「Mastery for Service(奉仕のための練達)」を基本にして、急速なグローバル化と少子高齢社会等の下で変化する価値観の中で、多様化する社会的、心理的、あるいは政治的、経済的問題に対する精緻な分析能力を保持し、社会福祉学を基本にした学際的なアプローチで、問題解決に向けた高い実践能力や実証研究能力を涵養します。これにより、従来の社会福祉学分野にとどまらず、隣接した領域においても指導的役割を担える人材養成や研究者の育成を果たすことを人間福祉研究科人間福祉専攻の教育研究目的(ミッション)として据えています。
前期課程では人間福祉の諸分野を学び、高い学識と高度な専門的知識を持ち、リサーチ能力、分析能力、政策立案能力を保持し、社会の様々な場においてその専門性を発揮し、社会に貢献できる人材の育成を重視しています。同時に、後期課程に進学するための研究指導と教育を行います。