本研究科では、基礎的研究から応用的研究まで、最新設備を備えた環境の中で、常に最先端のレベルの高い研究を行うことを通して、自然科学・科学技術について深い理解力を身につけ、専攻分野を超えた幅広い観点に立って研究を行うことができる高度専門職業人や研究者を育成しています。また、他の研究機関との連携を推進することにより、教育と研究に広がりを持たせ、内容の充実と一層の活性化を図っています。
さらに、教育・研究の国際化を推し進めるために、英語で修士学位が取得できるプログラムを設置するなど、外国人学生、外国人研究者の受け入れに積極的に取り組んでいます。こうした国際性豊かな教育と研究を通して、深い専門知識とグローバルな視点を持つ人材を育成しています。
目的
数学、物理学、化学、情報科学、生命科学の幅広い分野にわたり、それぞれの分野が有機的に連携しながら、基礎的研究から応用的研究まで、常に最先端のレベルの高い研究を行います。専攻分野における深い知識と高度な研究能力を身につけるとともに、専攻分野を超えた幅広い知識を修め、広い観点に立って研究を行うことができる深い専門性を必要とする職業人や研究者を育成します。
設置専攻の目的
化学専攻
高度な基礎化学知識ならびに最新の化学研究に関する知識を持った、化学における専門性の高い課題に主体的に取り組み、解決できる技術者、研究者を養成し、この様な課題を解決しようとする際に要求される基礎概念を理解し、基本的な手法を修得します。
物理学専攻
物理学の基礎である数学の基礎学力を確かなものとし、ミクロからマクロまでの幅広い領域をカバーする物理法則のより深い理解をはかり、物理学的・論理的思考方法に立脚した実践的な研究能力ならびに英語で成果を公表できる能力を培います。
生命科学専攻
生命科学分野における幅広い知識と深い理解力を培うとともに、これらの知識を基礎とした研究能力及び成果を英語で公表できる能力、さらに高度な専門性を必要とする職業に柔軟に対応できる能力を養います。
情報科学専攻
情報科学の幅広い知識と深い理解力を培い、これらの知識と理解力を基礎とした研究能力及び高度な専門性を必要とする職業に柔軟に対応し、健全な情報化社会の構想を立案できる能力を養います。
数理科学専攻
数学の基礎理論の修得を柱としながら、自然科学はもとより、社会科学への応用まで視野に入れ、数理科学の高度な知識と基礎的研究能力を養い、社会の幅広い分野で、専門性の高い職業に従事できる人材を育てます。
人間システム工学専攻
人間システム工学の幅広い知識と深い理解力を培い、これらの知識と理解力を基礎とした研究能力、及び高度な専門性を必要とする職業に柔軟に対応し、人を中心とした新しいシステムを創出できる能力を養います。
3つの方針
自然科学の基本原理とその応用について先端的研究を行い、自然科学・科学技術の発展と人類の進歩に貢献する理工学研究科の理念の下、次のような学生を求めます。
(理工学研究科が求める学生像)
1.自然科学・科学技術の発展を通じて、自立的な態度をもって社会、文化、人類の発展に貢献しようとする学生。
2.各専門分野の十分な知識・技能を有し、それぞれの分野の高度な研究能力を修得しようとする学生。
3.身につけたコミュニケーション能力を活かし、国際的な情報発信に努める学生。
本学研究科の基本理念に基づく先端的研究をおこない、自然科学・科学技術の発展と人類の進歩に貢献するよう幅広い知識・見識・能力を修得し、技術者や研究者をはじめとした専門性の高い職業人を育成するために、必修科目と選択科目から構成される授業科目群を配置します。(詳細リンク参照)
本研究科は“Mastery for Service”を体現する世界市民をめざし、自然科学とその応用について先端的研究を行っています。各専攻分野における深い知識と研究能力を有する者に修士学位を与えます。(詳細リンク参照)