特色

公認会計士の資格取得を強力に支援する 会計連携特別プログラム「ALSP」

商学部では公認会計士の資格取得をより強力にサポートする会計連携特別プログラム「ALSP（Accounting Linkage Special Program）」を展開しています。公認会計士試験のノウハウをもつ専任教員や外部講師による演習形式の講義を実施し、大学院との連携を生かした早期卒業も可能です。プログラムがスタートする1年次の秋学期から、資格取得に向けてより専門的な知識を得ることができます。また、学部の学びとプログラムをバランスよく活用することで、総合的なビジネススキルを習得しながら、公認会計士資格試験の合格をめざすことができます。ALSP関連科目では豊かな受験指導経験をもつ指導陣により、実務知識や理論、高度な専門知識などを体系的・効率的に身につけることができます。

学生が企画・運営を行う、ビジネスプラン・コンペティション「KUBIC」
データ分析から新たなビジネスを生み出す人をめざす「DSI」
高度な金融人材を育成する実践的プログラム「FSP」

「KUBIC」は商学部の学生が主体となって大会の企画・運営を行うビジネスプラン・コンペティションです。応募のあったビジネスプランのなかには、事業として実現する可能性もあるなど、企業からも注目を集めています。
サービスイノベーション特別プログラム「DSI」は、新商品の開発など企業活動に新しい価値の創造をもたらす人材（イノベーター）を育成・養成するプログラムです。イノベーターはビジネス（価値創造プロセス）の動きを科学的に理解し、新しい知見をベースに新しいサービスを創造しうる人材と言えます。本プログラムでは、企業とも連携しながら極めて実践的な能力を養成します。
ファイナンス特別プログラム（FSP）は、金融に関する体系的な学習に加えて、金融機関での実践的体験学習（インターンシップ）に参加することで、高度な金融人材を育成します。

ビジネス英語運用能力の習得に最適な2種類のプログラムを展開

英語に強いプロアクティブ・リーダーの育成をめざすBLSP（Business Leader Special Program）は、ビジネスに関するさまざまなプロジェクトを通して実践的な英語力を学べるプログラム。海外大学・企業でのプレゼンテーションなど英語による学びの場も豊富で、国際的にビジネスプロジェクトを運用する能力を高めることができます。また、留学プログラムBestA（Business English Study Abroad）ではイギリスに4週間または1学期間ホームステイし、提携先のヨーク大学で講義を受講。英語でのプレゼンテーション能力の向上をめざします。また、現地でのフィールドワークを通して、海外のビジネスに触れ、国際感覚を養いながら、卒業所要単位も修得することができます。

本学部の目的

目的

本学の教育理念「学の実化」とは、学問と実際との調和を図り、現実に根ざした学問を究めるというものです。この理念に基づき、商学部においては、経済や産業、企業で起こっている問題について自ら仮説を立て、それを科学的に検証し、問題解決へ向けての筋道を示すことをめざしています。本学部は、激動する経済環境の中にあって経済・経営に対する柔軟な思考力や広い視野、鋭い洞察力に加えて、企業倫理と社会的責任に対する深い認識をも併せ持つ人材を育てることを目標としています。そこで、本学部は、「品格ある柔軟なビジネスリーダーの育成」を学部の教育理念として掲げ、それを実現すべく、次の三つの目的を提示しています。
第一に、社会に開かれた大学、社会に接点をもつ大学、地域に開かれた大学という「開かれた大学」に対応していくこと、第二に、グローバル化と情報化社会への対応、即ち情報通信技術を駆使した教育を行い、多くの情報を選別し分析・解読する能力を高め、グローバル企業でリーダーシップを発揮しうるビジネス英語能力の養成を図ること、第三は、本学部における伝統的教育の中核である会計プロフェッショナルの育成強化を図ることです。

3つの方針

●ディプロマポリシー

商学部（以下、「本学部」という）では、複雑・多様化するビジネス・経済・社会の諸問題を専門知識と実務能力をもって解決することができる「品格ある柔軟なビジネスリーダー」を育成することをめざします。本学部は、次の知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力および主体的な態度を身につけた者に対して学士の学位（商学）を授与します。
1.（知識・技能）経営学・商学のあらゆる分野の基本知識を学ぶ必修科目をすべて修得するとともに、それぞれの興味・関心に応じて「流通」「ファイナンス」「国際ビジネス」「マネジメント」「会計」の5つのなかから選択したひとつの専修について、関連する専門科目を学ぶことによって専門知識を深め、問題を解決することができる。
2.（思考力・判断力・表現力等の能力）ビジネス・経済・社会に対する広い視野と鋭い洞察力をもち、利益の追求のみならず、企業倫理と社会的責任を深く認識し、品格をそなえたリーダーシップと「考動力」を発揮して社会に貢献することができる。
3.（主体的な態度）自らの学びに責任を持ち、ビジネス・経済・社会の諸問題を自ら発見し、主体的かつ柔軟に取り組むことができる。
 

●カリキュラムポリシー

商学部では、学位授与の方針に掲げる知識・技能、資質・能力、態度を習得できるように、下記の点を踏まえて、教養科目、専門教育科目及びその他の必要な科目を系統立てて学べるカリキュラムを整備します。

１　教育内容
（１）教養教育　ア　基盤科目群、自己形成科目群、グローバル科目群、実践科目群等の科目を配置する。イ　外国語科目（英語、ドイツ語、フランス語等）を配置する。
（２）専門教育　ア　1・2年次では、「ビジネス英語」と、ビジネスの世界の共通言語といえる「会計」を自在に使える能力を身につけるため、商学の基礎を満遍なく学ぶことができる科目編成を行う。イ　3・4年次では、「流通」「ファイナンス」「国際ビジネス」「マネジメント」「会計」の5つの専修のための専門教育科目を配置する。ウ　ビジネス英語、ビジネス・リーダーシップ、会計、データ・サイエンスに関連する特別プログラムを設置する。
２　教育評価
（１）2年次終了時において、専門演習を履修する基礎を身につけているかを確認する。
（２）4年間の学修成果は、研究論文等を含め、所定の単位を修得し、本学部の評価基準を満たした者を合格とする。

●アドミッションポリシー

商学部は、学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）及び教育課程編成・実施の方針（カリキュラム・ポリシー）に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、資質・能力及び態度を備えた人を求めます。
１　本学部でより充実した学びを実現するためには、国内外の歴史的及び現代的な政治経済・社会・地域事項について、基礎的な知識を備えていることが重要である。また、自己の主張を明確に伝える国語能力、英語によるコミュニケーション・スキルを習得していることは不可欠である。さらに、データに基づいて分析するために数学の基礎的能力を身につけておくことが望しい。
２　商学部が求めるのは、大学における学びによって、これらビジネスの諸領域における問題解決能力・リーダーシップ能力を大いに発展させることができる可能性を有している人材である。
３　何よりも、本学部の教育方針をよく理解し、ビジネス・経済・社会を学ぶことに対して意欲を有している。